【体験内容】将軍ディナーは ご宿泊者向けに2つの形式で提供されます。

ご予約サイト①将軍ディナー(完全復刻 五膳)
ご予約サイト②将軍ディナー(一膳仕立て)

➀将軍ディナー(完全復刻 五膳)

江戸時代の武家のもてなし料理である「本膳料理」の形式をもとに再現した特別料理です。御飯・一の膳・二の膳・三の膳・御茶碗蒸・一文字ご飯と続く五膳構成で提供され、当時の大名を迎える饗応料理の流れを体験できます。
料理には、江戸時代の食文化を反映した多彩な品が並びます。木曽の名産である岩茸とともに供される「鮑の福良煮」、伊勢の海から運ばれた魚介を用いた「船盛伊勢海老」、江戸時代の保存食文化を今に伝える「子持ち鮎の甘露煮」など、山深い木曽に海の幸が並ぶ献立が特徴です。さらに、鯛やスズキの昆布締め、岩魚の塩焼き、蛤の潮煮など、当時の調理法をもとにした料理も提供されます。

➁将軍ディナー(一膳仕立て)

旅館の通常夕食の中で楽しめる現代版の将軍ディナーです。江戸のもてなし料理の構造や物語を残しながら、現代の味覚に合わせた一膳料理として提供されます。
献立には、江戸末期の食文化を象徴する料理として味噌仕立ての「江戸の肉鍋」を用意しています。江戸では長く肉食が禁じられていましたが、滋養をつけるための「薬食い」として鹿や猪の肉を食べる文化がありました。幕末になると牛肉料理が広まり、味噌や酒、葱で臭みを抑えた牛鍋の文化が生まれます。この一膳仕立てでは、武家の饗応料理の文化に加え、江戸の町人文化の味も体験できる構成となっています。

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1.約300年前の参勤交代時代の食文化を体験

江戸時代、中山道は参勤交代で江戸へ向かう大名たちが往来した重要な街道でした。木曽福島(福島宿)はその要所に位置し、大名や家臣団を迎えるためのもてなしが行われた宿場町です。1688年(元禄元年)創業の「おん宿蔦屋」は、この宿場町とともに歩んできた老舗旅館です。「将軍ディナー」は、その歴史的背景をもとに、参勤交代で江戸へ向かう大名を迎えるための饗応料理の文化を体験できる食のコンテンツとして提供しています。
「将軍ディナー」という名称は、参勤交代が“将軍に会いに江戸へ向かう旅”であったことに由来しています。実際の料理は、大名をもてなすために宿場町で用意された饗応料理をもとにしています。
宿泊客は、江戸時代の宿場町で大名を迎えたもてなし文化を体験しながら、約300年前の参勤交代の時代へと“時間旅行”するような食体験を楽しむことができます。

2. 歴史資料にもとづく料理の復刻

将軍ディナーの料理は木曽福島に残る歴史資料をもとに復刻されています。特に、江戸時代に木曽を治めていた山村代官屋敷に残る史料や、当時の大名を迎えるための饗応料理の文献・記録を参考にしています。
これらの史料には、宿場町で大名をもてなすために用意された料理や食材、もてなしの文化が記されています。料理人はこれらの記録を読み解き、当時の料理の構成や意味を踏まえながら、現代の食事として味わえる形に復刻しました。

当時、山深い木曽で海の幸を振る舞うことは、富と権威を示す特別なもてなしでした。伊勢の海から運ばれた魚介は、御嶽山の雪を利用した天然の冷蔵庫「氷室」によって鮮度を保ち、宿場町へ届けられていました。

3. 中山道の文化を未来へつなぐ食体験

料理はすべて、木曽地域の伝統工芸である木曽漆器の器で提供されます。木曽漆器は江戸時代から続く工芸であり、山村代官の財力や審美眼を象徴する器としても知られています。「将軍ディナー」は、歴史資料、地域の食文化、そして伝統工芸を組み合わせた新しい食の体験です。歩く旅として世界的に人気の中山道に、食を通して歴史を体験できる滞在型コンテンツを加えることで、季節を問わず地域の魅力を楽しめる観光の形を提案します。

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中山道 福島宿の温泉旅館「おん宿蔦屋」にて体験できます

街道浪漫 おん宿蔦屋は、江戸時代1688年(元禄元年)に中山道・木曽路の宿場「福島宿」の旅籠として創業した温泉旅館です。『中山道の時間旅行』をテーマにした施策、ガイドツアー「街道浪漫巡り」を皮切りに、木曽節保存会とコラボして「木曽節 世界への普及」木曽福島の「街歩き謎解き」など、中山道を盛り上げる施策を実現していきます。

街道浪漫 おん宿蔦屋(かいどうろまん おんやど つたや)
住所:〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島5162
電話:0264-22-2010 (受付時間 9:00~20:00)
HP:https://kiso-tutaya.com/

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