ナゾトキ、歩いてわかった“歴史が遊びに変わる瞬間”
この記事はネタバレ無しの体験レポです。写真・地名・雰囲気は紹介しますが、答え・キーワード・具体的な解法は書いていません。
木曽福島駅到着:おん宿蔦屋で“時間旅行の問題用紙”をゲットしよう

まずはJR木曽福島駅に到着。特急も止まるので、アクセスは比較的良い!まるでセットのような駅前商店街を歩いて、謎解きキットを販売している温泉旅館 「おん宿 つたや」 へ。受付で問題冊子を購入した瞬間、旅モードから謎解きモードにスイッチが入る。表紙には大きな懐中時計、そして時代をまたぐモチーフ。今日の行程は 「江戸 → 鎌倉 → 明治 → 昭和」 の4時代。時間制限はなし。休憩や寄り道も“体験のうち”。
- 料金:1,000円(税込)※宿泊者は無料
- 所要時間:謎解きのみ約3時間/観光込みで約6時間
- 販売場所:おん宿 つたや(長野県木曽郡木曽町福島5162)
- 公式ページ:https://nakasendo-go.com/nazotoki/

ルートと見どころ(ネタバレなし)
この体験は“町全体がフィールド”。観光スポットの看板や建物ディテールが、そっくりそのまま問題になる。ここでは私が歩いた順に、雰囲気だけを日記調で残しますね。
STEP0:問題用紙購入後の準備
- 公式LINEを友だち追加(ヒント/解答提出に使用)
- 歩きやすい靴、両手が空く小さめのバッグがおすすめ
- 途中でカフェ休憩や撮影を挟む前提で、ゆるい時間設計に
STEP1(江戸):山村代官屋敷で“関所の街”にスイッチ

最初の目的地は 山村代官屋敷。石垣・門・案内板——“江戸の息づかい”がそのまま残る。冊子の最初の設問は、史実に基づく要素がヒント。単なる豆知識ではなく、「見て・読んで・気づく」 という感じ。1問目なので、かなり簡単!と思ったら…なんか一筋縄ではいかない感じ。代官屋敷は有料だけど、見所あり!途中の芳香堂で手に入れた「木曽馬もなか」と撮影してみました。
STEP2(鎌倉):木曽義仲の墓で空気が一変
次は一気に時代をさかのぼり、木曽義仲公の墓へ。苔むした石、静かな空気。ここでの謎は“荘厳さ”と相性が良い仕掛け。史跡の前で立ち止まり謎を解く。もちろんお墓参りもできる。さらにいうと、このお寺(興禅寺)のお庭は有料だけど立派だから、見ておく!ちなみに春は枝垂桜がすごくきれいとのこと!

STEP3 (明治時代):御料館(ごりょうかん)を観光しておく
謎解きルートには直接関係ないのだけど、せっかく木曽福島を歩いてるし…と思って足を伸ばしたのが 御料館。ここは昭和2年に建てられた、旧帝室林野局木曽支局の庁舎。木曽谷で最大級の洋風建築で、ドン!と現れる姿にまずテンション上がります!
三方にアーチを持つ玄関の車寄せ、屋根中央の八角の塔屋、内装はアールデコ様式。「え、ここ木曽?ヨーロッパの館!?」って思うくらい雰囲気ガラッと変わる。謎解きとは違うけど、まるで別の時間旅行にワープしたみたいな感覚でした。
STEP4(江戸→昭和の狭間):高瀬家資料館前で遠くを見ると謎がとける?
つづいて 高瀬家資料館前。ここにいくにはちょっと階段を上りました。眺めがいいのでぜひぜひ!関所もあって、天気がいい日は、ここでのんびりと過ごすのもいい感じです。

STEP5(中核エリア):おん宿 つたや周辺の木の看板
スタート地点の旅館に戻り、街の木の看板 を辿るタイプの問題へ。地元のエッセンスが凝縮された、小気味よい手触り。よく見ると、木曽福島のお店にはぞれぞれに味のある木の看板がたくさんあります。うまく問題にしているなあという感じ。

STEP6(町並み遺産):崖家(がけや)づくりの立体感
木曽福島らしい町家の意匠、崖家づくり。斜面地に沿って重なる建物の“段差”や“通りの奥行き”が、歩く体験を立体にする。ここでの問題はないんだけど、ちょっと面白い入口を発見。なんと下記の自販機の横を入ると川に出られて、崖家づくりを見ることができます。増水しているときなどは危ないので晴れた日のみにしましょうね。


すんごい崖に家をつくっております!!!これは一見の価値あり。ここに問題はありませんが。
STEP7:駅前へGO!の途中に蕎麦の名店
なのですが、もうすっかりお昼過ぎ!謎解きの途中に超有名な蕎麦屋さん、くるまやがあります。これはもういくしかない!週末は行列必至!でも、ぜひ食べたいですね。

STEP8 (昭和):駅前で謎解き
昭和ゾーンは、ある乗り物 にまつわる出題。難解な知識はいらず、直感で解くタイプ。

駅前に降りたときは見過ごしてしまったいろいろなモニュメントがあります。民謡も有名な木曽福島。こうやって、街のことを知りながら遊べるのが 街歩きナゾトキの良いところですね!
STEP9:おやつへ
これまた木曽福島を代表するお店「かねまるぱんや」がありました。ここのミルクパンは素朴!なんだろう、くせになるこの感じ。給食感???イラストがほんとうにかわいくて、たくさんパンを買うとグッズがもらえます。


STEP10:いろいろ寄り道しながら、答えの入力へ


まだ問題は2問ありますが、見所というか絵になる場所がおおいので、寄り道しながら解きました。
そしてなんだかんだで各地点で得た答えを並べ替えると、“時間旅行のキーワード” が完成。公式LINEに送信して、フィニッシュ!と思いきや‥‥
ここから先にもまだサプライズポイントがあるので、ぜひご自分の目で確かめてみてください!
体験してわかったこと(レビュー)けっこう難しい!
- 観光=“能動化”:看板や碑文を“読み飛ばさない”理由ができる。
- 時代の層が重なる:江戸→鎌倉→明治→昭和を“身体で”横断できる。
- 難易度:★3って書いてあるけど…3.5~4 くらいはある!家族・カップル・友だち旅にぴったり。
- 時間に縛られない:休憩・グルメ・寄り道で“自分の散歩道”を楽しめる。
これから行く人へのTips
- 足元最優先:アップダウンあり。スニーカー推奨。
- 充電:写真・地図・LINE利用で電池はすこし消耗します。モバイルバッテリーがあるといいかも。
- 言語:問題も解答も日本語。
- 楽しむ心:謎解きだけ、では味気ないかも。街を味わってほしいという意図があるナゾトキでした。
基本情報(再掲)
- 名称:中山道 木曽福島の時間旅行
- 開始:2024年4月27日〜(通年予定)
- 料金:1,000円(税込)※おん宿つたや宿泊者は無料
- 所要:謎のみ約3時間/観光込み約6時間
- 販売:おん宿 つたや(長野県木曽郡木曽町福島5162)
- 公式:https://nakasendo-go.com/nazotoki/
- 企画・制作:株式会社ススム「謎解きTOURISM」
まとめ:歴史を“学ぶ”から“遊ぶ”へ
この体験の肝は、「町そのものがゲームボード」 になっていること。看板一枚、壁の素材一つまで意味を持ち、900年の時間が歩幅のなかに入ってくる。木曽福島での“時間旅行”、観光の新しいスタンダードとして推せる体験でした。そして、ノーヒントで解けたらすごい!という難易度です。謎解き好きな方はぜひ挑戦を!